理学療法士 キュンの在宅リハログ

「モニター、機器が少ない中でのフィジカルアセスメント方法」や臨床疑問をできるだけ分かりやすく、セラピストはもちろんのこと在宅に関わっている看護師やヘルパーにも使える情報を発信していくブログです。

何かしらの理由をつけて生活動作訓練を拒否する 歪んだ認知を読み取ろう

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何かしらの理由をつけて生活動作訓練を拒否する          歪んだ認知を読み取ろう

 こんばんわ。理学療法士のキュン(@kyunn23)です。

皆さんも同じような経験はあると思います。

 

「○○さん、トイレ動作の練習をやりましょう」と言うと「トイレまでは無理だ。ポータブルトイレあるし、トイレまで移動するのは迷惑がかかるからやらない」

 

この時に、皆さんはどう感じますか??

「この人やる気ないなー」

「言い訳しかしないし面倒だな」

ってなりますよね。これでは、何も変わりませんよね。じゃ何をするのか?

 

結論から話すと「歪んだ認知を聴取してそこにアプローチする」です。

 

 

理由は、例えば今回の例でいくと

「迷惑がかかるからやらない」

利用者が介護者のことを考えて勝手に認知してそう思っているからです。介護者は果たしてそう思っているのでしょうか。

 

もしかすると、その後に介助者の方に「そんなことないよ」と言ってもらうだけで改善されるかもしれません。

 

もう一度いいますよ。

やる気がない人だなと決めつけずに歪んだ認知を聴取してアプローチしましょう。

 

 

 下記の記事を参考にしてみてください↓

 

yamaga.hatenablog.jp