理学療法士 キュンの在宅リハログ

「モニター、機器が少ない中でのフィジカルアセスメント方法」や臨床疑問をできるだけ分かりやすく、セラピストはもちろんのこと在宅に関わっている看護師やヘルパーにも使える情報を発信していくブログです。

1冊が読めなくて挫折してしまう人 読む前の準備が大事

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1冊が読めなくて挫折してしまう人 読む前の準備が大事

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

理学療法士のキュン(@kyunn23)です。

 

医療職で働いていると、細かい文字の本をよんだり、分厚い本を読んだりすることもあります。読み終わったあと、なんとなく読んで終わり知識として定着していないことがほとんどです。そこで、どうしたらいいのかと 読書が苦手な私が手に取った一冊です。

 

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 印象に残った部分をお話しさせて頂こうと思います。

 

みなさんは本を読むときにどんな読み方をしていますか?

「速読」「多読」「選書」いろんなことを意識していたり、なにも意識せずに読まれている方もいると思います。

 

どうしても一冊が読めなくて挫折してしまう

 

という方は、私と同じタイプですね。最初の「はじめに」を読み始めると読む意欲がなくなり知識として定着せずに意味のない時間を使うことになります。

 

どうすれば、読む意欲がなくならず維持できるか。

それは「本を読む準備をする」です。

 

一冊の本を読めない人は、その本に対する意欲を失っているからです。

集中力が切れる=読み通せない

一冊を読み通す力をつけるためには、本への興味を持続させ途切れがちな集中力を復活させることです。

 

では、どうしたらいいかについてお伝えします。

読書は、本を読む準備が大切だ


読書の準備として自分の「目的」や「動機」からほしい知識を具体的に決めることが、読書術で何よりも大切です。


例えば、英語で自己紹介がしたいと明確な目的があり、実際に現地での必要性を実感していた。すると、移動中という短時間にギュッと集中し、具体的なシチュエーションを想定しながら読み進めることで頭に入ってきます。
このように、アウトプットを具体的に想定しながら、インプットとして本を読むとき、脳はいつも以上の働きを見せてくれます。

本でもまったくおなじです。
ほしい知識があるからこそ、必要な情報に気づき、その「使い方」を考えるはずです。

 

 

しかし「まだ読んでもない本にたいして明確な目的を持つのはむずかしいのではないか?」と疑問に思う人はいると思います。

その疑問はごもっともです。

まだ読んでいない本とどう向き合うかのテクニックを知らなければうまくいきません。

 本を読む準備のテクニック

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メンタルマップ

自分の人生の目標や行動を箇条書きにして視覚化したものです

 

なにか行動を起こすときにもたらされるメリット、期待していることなどを3つ箇条書きでメモに書きだします。なにか、迷いが生じたときに、そのメモを読み直します。

すると、脳が自分の行動の意義を再認識し、やる気を取り戻すことができるという仕組みです。

 

これを、読書に応用して活用します。

その狙いは、興味を持続させ、途切れた集中力を復活させることです。

 

読書が苦手な人は、「読み始めたものの10ページで本を閉じてしまう」「別の本が気になってそちらをよんでしまう」その原因は、その本に対する意欲を失っているからです。

 

そんなあなたに足りないのは、1冊を読み通す力。そのためには、興味を持続させることが大切です。

 

3行のメモで、やる気は復活

「なぜ、この本を読もうと思ったのですか?」

「この本から何を得たいですか?」

「読んだ後、どういう状態になりたいと願っているのですか?」

 

 

例えば、私がこの本を読むときに考えたこと、、、、

1冊が読めない

本から知識を得たい

利用者のために知識を持ちうまく関わりたい

 

 

この書いたメモを本の間に挟んで、読書の間、身近においておきます。

 

集中力が途切れたときに、、、

そうか。自分は「これ」が欲しかったからこの本を手に取ったんだ。」と感じるわけです。

その結果、本への興味も取り戻し集中力が戻ってくるのです

ほしい知識が明確になるから読める

「1冊の本が読み切れない」と悩む人は、9割の人は最初の章で挫折していることが分かっているようです。

それが、読書に対する苦手意識をつくってしまいます。

 

これは、まじめに最初のページから順番に最後まで読み進めようとするから起きるトラブルです。

興味のあるところ、必要性のあるページを真っ先に開き、読む。

なぜなら、そこに書かれているのは、あなたがその本を手にした動機と直結している内容だからです。

 

読書の効率を上げるポイントは、最初から読むではなく「興味のある場所だけを読む」。

 

まとめ

本を読むということは、第一に事前準備が大切です。メンタルマップを活用しなぜこの本を手に取ったのかを明確にして集中力を切らさないこと。

そして、1冊を読むということは全部を読めということではありません。読むべきところを章なり見出しから予測を立てて読み進めていけばいいのです。

 

1冊のなかで1つか2つ自分に必要な情報があればいいと思っていますその部分に対して時間をかけたり、そこから疑問に思うことを読んだりまとめたりすることで目的に対しての答えを読書から知ることが出来ると思います。

 

今回、この本から「読書は準備が大切」。

この言葉が非常に自分には大切と思い書かせていただきました。

 

ほかにも、「本の読み方を知る」「本から得た知識をアウトプットする」これらを身につけることでさらに読書術が上がるようですのでぜひ手に取ってみてみてください。